【カープ】今季V逸なら金本知憲or野村謙二郎に監督要請の可能性
こんにちは。
『moromoroブログ』へようこそ。
【カープ】今季V逸なら金本知憲or野村謙二郎に監督要請の可能性

緒方孝市監督が誕生して今年で5シーズン目を迎えている。ということは平成最後、そして令和最初の監督ということになる。
就任1年目の2015年は3位阪神まで0.5ゲーム差という僅差でリーグ4位、惜しくもAクラス入りはならなかったものの最後の最後まで阪神とクライマックスシリーズ進出を賭け死闘を繰り広げた。
緒方政権2年目の2016年は、「何としてもAクラス入りを!」とファンの期待が大きくかかったシーズンも、そんなファンの期待を大きく裏切り!?リーグ2位・巨人に17.5ゲームという大差をつけ25年ぶりのリーグ優勝を遂げてしまった。
それからは皆さまご存知の通り、広島東洋カープ史上初のセ・リーグ3連覇中である。
そして”平成”最後、”令和”最初のシーズンとなる2019年はリーグ4連覇、そして35年ぶり悲願の日本一へ向けて球団首脳陣・選手・ファンが一丸となりシーズンを戦っている。
緒方孝市監督就任後の年度別成績
順位 | 試合 | 勝数 | 敗数 | 引分 | 勝率 | 2位とのゲーム差 | |
2015 | 4位 | 143 | 69 | 71 | 3 | .493 | ー |
2016 | 1位 | 143 | 89 | 52 | 2 | .631 | 17.5 |
2017 | 1位 | 143 | 88 | 51 | 4 | .633 | 10.0 |
2018 | 1位 | 143 | 82 | 59 | 2 | .582 | 7.0 |
セ・リーグ3連覇中とはいえ、2016年の17.5ゲーム差というダントツでのリーグ優勝から、年々2位との差は縮まっている。とはいえ、2019年のリーグ順位予想もやはり広島東洋カープが上位を独占。2年連続リーグMVPの丸佳浩をFAで失ったにも関わらず、オープン戦の順位も1位と何も心配は無いように思えた。
しかしいざレギュラーシーズンが始まるとどうしたものか。地元開幕戦こそ巨人を相手に勝利を収めるも、その後「何をやっても勝てる気がしない。」と言っても過言では無いほどの惨状に陥った。
各球団との対戦を一回りした段階でカープの順位は4勝11敗の最下位。球団史上初の開幕から5カード連続負け越しで「V率0%」というおまけ付きだ。
この状況に、人一倍責任感の強い緒方監督は「自分の采配の責任。」と自らを責める日が続いた。球団としては監督交代など微塵も考えてはいないだろうが、緒方監督本人はどうだろう。最終順位に関わらず、もし優勝を逸するようなら、自ら監督の座を降りるという可能性は十分にあり得る。そうなる可能性が0ではない、となると次期監督のリストアップは済んでいるだろう。
これまでの広島東洋カープの流れからすると現在1軍で投手コーチを務める佐々岡真司氏がそのまま監督にスライドするという形が既定路線のようにも思えるが、選手たちとの信頼関係が築けているようには見えない。むしろ緒方監督とともに退任の可能性も高い。
となると、同じく1軍コーチを務める東出輝裕氏という可能性もあるが、リーダーシップに欠けるうえ華もない。
前田智徳氏はどうだろう。まだ指導経験はないが人気、選手からの信頼とどちらも十二分だが肝心の本人が監督をやる気がなさそうだ。
新井貴浩氏、黒田博樹氏のどちらかが監督、そして監督の右腕としてコーチ就任となればこのうえなく盛り上がるうえに、順位が下がろうと集客は増える可能性もある。が、これはファンの期待であって現実的には難しい、時期尚早だろう。
いない。次期監督がいない。
いや、待てよ。統率力・実績・人気、全てにおいてファンも納得する人物が二人いる。
前監督でOBの野村謙二郎氏、そして同じくOBで前阪神タイガース監督の金本知憲氏だ。
この二人なら、誰もが納得するに違いない。緒方監督も安心して後任を任せられるだろう。
とはいえ、まだ緒方監督の退任が決まったわけでもリーグ優勝を逸したわけでもない。まずはセ・リーグ4連覇、そして35年ぶり悲願の日本一を目指して精一杯戦い抜いてもらおう。
次期監督候補 | 可能性 | |
佐々岡真司 | ○ | 既定路線か |
東出輝裕 | × | 統率力に欠ける |
前田智徳 | × | 本人にその気なし |
黒田博樹 | × | 時期尚早 |
新井貴浩 | × | 時期尚早 |
野村謙二郎 | △ | 人気・実績共に申し分なし |
金本知憲 | △ | 人気・実績共に申し分なし |