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【巨人】FA補強大失敗!山口放出でも冷静でいられるのか!?

【巨人】FA補強大失敗!山口放出でも冷静でいられるのか!?

 

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【巨人】FA補強大失敗!山口放出でも冷静でいられるのか!?

FA補強失敗、山口放出でも巨人はなぜ冷静なのか

11/28(木) 9:00配信

JBpress

 いつになく大人しいオフシーズンになりそうだ。プロ野球・巨人のことである。

例年ならばストーブリーグで主役となってFA権を取得した選手をかき集め、大金を投じて選手補強にまい進するのがお決まりのパターンだった。ところが今年のオフは今のところ新外国人選手でヘラルド・パーラ外野手(前ワシントン・ナショナルズ)を獲得した以外、他球団から移籍する新戦力補強の発表はない。フロントは「今後(海外も含め)FA権を行使した選手の補強はない」ことを示唆しており、球界を仰天させるようなサプライズの新戦力獲得はまずなさそうだ。

来オフ、ポスティングによりメジャー挑戦が噂される菅野智之

■ 美馬獲得失敗で炙り出された内部の不満分子

今オフも十八番の巨大補強に動くと見られていた巨人は、一体なぜ〝台風の目〟にならなかったのか。総じて言えば、球団として「新陳代謝」の大変革を期する決意を固めたことが最大の理由だ。そして、そこに至るまでの背景には次のような流れがある。

確かにオフシーズン突入当初はFA宣言した美馬学投手(前東北楽天ゴールデンイーグルス)と鈴木大地内野手(前千葉ロッテマーリンズ)のダブル獲得を目指していた。しかしながら美馬はロッテへ、鈴木も楽天へ入団が決まり、巨人はFA戦線で惨敗を喫する格好となった。特に美馬に関しては原辰徳監督自らが直接出馬して本人と交渉の場を持ちながら実を結ばなかったことで赤っ恥をかかされてしまったようにも映る。それでも各メディアがジャイアンツの惨敗ムードを煽っている割に当の巨人側には実際のところ、そこまでの焦りは見られない。

ちなみに複数のメディアで報じられているように球団内部の〝異分子〟が美馬に対し、あえて巨人側に不利になるような情報を流していた前代未聞の疑惑も明るみに出ている。こうした背信行為についてはフロントだけでなく原監督をはじめとした現場サイドも確証をつかんでおり、断固たる態度で近々にも粛清に動く方針のようだ。

球団内の事情通もこう打ち明ける。

「この裏切りを働いた反逆者には今シーズンから再々復帰した原監督の体制をもともと面白く思っていないフシがあり、球団内部でも懸案事項とされるほど密かにマークされていた。美馬と鈴木のFA獲得失敗は痛いと言えば痛いが、何が何でも取らなければいけないという切羽詰まった流れではなかったのも事実。

その一方で、この反体制派がまんまと美馬という〝エサ〟に引っかかって尻尾を出したのは別の観点からすれば大きかった。損して得取れとまではいかないかもしれないが、球団内の健全化を今後図っていく意味で不満分子の粗を見つけ出せたのは非常に大きかったと言えます。そういう意味でも球団内に落胆ムードはほとんどありません」

■ 山口に対する「ポスティング容認」は来オフに向けた布石

とはいえ、来季の大幅な戦力ダウンは必至とささやかれている。今季セ・リーグ最多勝を飾った先発ローテの大黒柱・山口俊投手がメジャーリーグ挑戦を表明したからである。しかも驚くべきことに巨人側は球団史上初となる所属選手のポスティングシステムによるメジャー移籍を容認した。余りに唐突過ぎる感も漂うものの全権を担う原辰徳監督、そして球団幹部には明確なビジョンがある。すべては計算の下に実行されているプランニングなのだ。

この山口については球団幹部の口から3年前に横浜DeNAベイスターズからFA権を行使し、巨人入団を果たした際に「将来的なポスティング容認」の条項が記されたサイドレターの存在があったことも明かされた。だが、エースの柱を放出する決め手となったのは単にそれだけではないようだ。

前年のオフ、総額60億円とまでウワサされた巨大補強を敢行。新たに加わった丸佳浩外野手と炭谷銀仁朗捕手は戦力として機能したが、他の補強メンバーは大枚をはたいたにもかかわらず期待外れに終わった。そのうえチームは5年ぶりのリーグV奪回を果たしながらも、日本シリーズでは悪夢の4連敗で頂点にはたどり着けなかった。

こうしたツケが球団周辺でハレーションを引き起こし、運営母体の読売新聞グループ本社内部でも「こんなべら棒な額を費やしても日本一をつかめないのか」という不満の声が噴出。さらに一説には「これまでは青天井だった補強費用の余裕が、もうさすがになくなった」との指摘もあり、どうやら今オフの巨人はいつになく緊縮財政の中でストーブリーグに臨まざるを得ない苦しい台所事情もあったようだ。

古参の球団OBは、次のように解説する。

「だからこそサイドレターの存在をタテに今オフのメジャー移籍を求める山口に対して最多勝、最多奪三振、最高勝率の個人タイトル3冠に輝いた今年こそ〝売り時〟と見て、球団側も手放す苦渋の決断を固めた。

もちろん山口の離脱が大きな痛手であることは言うまでもないでしょう。ただ彼の推定年俸は現状で2億3000万円とみられていて、球団の中でも明らかな高額ランクに入ります。ひっ迫気味となっている財政面のスリム化を図る意味で考えれば、山口の放出はプラスにとらえることもできる。そしてポスティングでメジャーリーグ球団が獲得に名乗りを上げ、それなりの額の入札金が入れば球団も山口も〝ウィンウィン〟の相互利益につながります」

そして、この山口のポスティング容認は来オフのさらなる〝地殻変動〟に向けた布石であることは明白だ。当記事でも「巨人・菅野、令和早々のポスティング解禁はあるのか」と題して以前、いち早く詳細に触れたエース・菅野智之投手のメジャーリーグ移籍である。菅野はメジャー移籍願望があることを公言しており、山口で前例を作っておけばエースのポスティング容認も反発は生まれにくい。そういう判断もあることは容易に想像がつく。

参考記事:巨人・菅野、令和早々のポスティング解禁はあるのか
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56275

■ 「大型補強」から「生え抜き育成」へ

各メディアが報じたところによれば27日のオーナー会議終了後、巨人の山口オーナーも順当に行けば2021年に海外FA権を取得するエースについて「菅野の場合はドラフトで1年待って、それでジャイアンツに来ている。1年棒に振っている。その分、海外FA権を取得する時期も後の方にずれていくというような事情はありますよね。それでどう考えていくのかというのは、現状では何とも・・・。これ以上は申し上げられないことではあります」と意味深なコメントを残している。

前出のOBは、さらに続けて話す。

「要は本流に戻って、原点に立ち返ろうということ。そのためには山口も、そして大エースの菅野も夢を追い求めたいならば送り出して、生え抜きの若手たちの奮起と成長を促して行こうという向きになったということだと思います。

巨大補強も結局はその場しのぎで若手育成にはなかなかつながらず、カネがかかっていく一方では時代に見合った球団運営などできない。そのスキを反乱分子に突かれてしまったこともあって現場、球団のトップともにようやく目が覚めたのではないでしょうか。

来季の巨人は非常に厳しい戦いを強いられるかもしれないですが、正しい『新陳代謝』を行おうとしている方向性は大いに歓迎すべきです」

「NEW ERA」への難しいかじ取りを迫られながらも今後の原巨人が健全な形で常勝軍団になっていく姿を多くのG党は期待している。

臼北 信行

出典:JBpress

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