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【カープ】名スカウトによるドラフト評価は90点以上!?

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【カープ】名スカウトによるドラフト評価は90点以上!?

 

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【カープ】名スカウトによるドラフト評価は90点以上!?

名スカウトのドラフト採点。「一番の成功は阪神の甲子園スター組指名。対照的に低評価チームは……」

10/18(金) 5:10配信

THE PAGE

プロ野球のドラフト会議が17日、都内のホテルで行われ、本指名74人、育成ドラフト33人の計107人が指名された。史上初めて1位指名が全員抽選になる可能性があったが、蓋を開けてみれば、163キロ右腕の大船渡高の佐々木朗希には、日ハム、ロッテ、楽天、西武のパ・リーグ4球団が競合してロッテ、星稜高の奥川恭伸はヤクルト、阪神、巨人のセ・リーグ3球団が競合してヤクルト、そして、東邦高の右のスラッガー、石川昂弥には予想に反してオリックス、中日、ソフトバンクの3球団が1位指名し中日が交渉権を得た。BIG3と呼ばれた明治大の森下暢仁は広島の単独となり、横浜DeNAも評価の高かった地元、桐蔭学園の森敬斗内野手を単独指名した。
それぞれのチーム事情や方針がハッキリ浮き彫りとなる特色あるドラフトとなったが、ヤクルトの名スカウトとして30年以上ドラフトを見てきた片岡宏雄氏に各チームのドラフトの成否を採点してもらった。

巨人はクジ引き9連敗の悪夢

 片岡氏が「95点以上。セ、パを合わせて一番いいドラフトをした」と評価したのは阪神。

「かれこれ40年以上ドラフトを見てきたが、阪神のこんなドラフトは見たことがない。目的がハッキリとしたいいドラフトをした。これまでは即戦力なのか、将来性なのか、焦点がぼやけた中途半端な選手を取ってきた印象が強かったし、2位で取れる選手を1位で取ったりする年もあった。だが、今年は、1位から5位まで甲子園を沸かせた高校生のスターを揃えた。チームの3、4年後を見据えて腹をくくった戦略。高く評価したい。おそらくペナントレースで3位に入り、戦力的に来年は即戦力の新人に頼らなくても大丈夫という判断を球団が下し中長期のチーム強化を決断したのだろう」

阪神は奥川をクジで外したが、Uー18W杯で投打で活躍した西純矢(創志学園)を外れ1位で単独指名し、2位に夏の甲子園で優勝した履正社の4番の井上広大外野手、3位は横浜の左腕、及川雅貴、4位も投手と遊撃手の二刀流で活躍した東海大相模の遠藤成、5位に中京学院大中京高の藤田健斗捕手を指名した。
「西は奥川、佐々木に次ぐ素材で、2位の井上は、巨人の岡本和真になりえる可能性を持った右の大砲だと私は評価している。5位の藤田は捕手に必要な条件をすべて備えている。甲子園組の捕手ではナンバーワンだろう」
セで対照的に「70点台」の最下位評価にしたのは巨人だ。

「3選手に10球団が重複するということは、それだけ1位素材が少ないということ。そうなると、外れ外れ1位となった球団は苦しくなる。その影響をモロに受けたのがクジ引き9連敗という巨人。奥川を外し、宮川哲(東芝)も外した。1位の堀田賢慎(青森山田)は成長著しい右腕で、2位の太田龍(JR東日本)はスケールの大きい投手、4位の左腕の井上温大(前橋商)も伸びしろを感じさせる投手だが、いずれも素材型で補強ポイントの即戦力投手は取れなかった」

 対して、ヤクルト、中日、広島、横浜DeNAは「それぞれが持ち味を出して85点以上の及第点と言える」とした。

「この4球団で90点以上の評価を与えていいのが中日だろう。与田監督が、昨年の根尾に続き、またクジで勝負強さを見せた。センス抜群の石川に続き、2、3位で大学、社会人の即戦力投手、4位で慶応大の捕手を取ってバランスもよかった。横浜DeNAは、競合を避けて独自路線。森は昨年の小園と比べても甲乙つけがたい万能選手で体が強い。ここも中日と同じで、2、3位は即戦力の期待を込めて大学生投手を押さえた。そして、この両球団は1位も含めて地元の選手を多く取った。その方針も評価されるべき」

中日が育成で1位指名した名古屋大の松田亘哲は、高校時代はバレー部だったという異色の国立大投手。片岡氏は「こういうチャレンジも面白い」という。
奥川を引き当てたヤクルトは4位までを投手で固めた。
「最下位のヤクルトが、来年戦うための補強ポイントは投手だから、2位から4位まで大学生で固めた狙いは痛いほどわかる。奥川は高校生だがキャンプをうまく調整させれば開幕からでも出てくると思う。2位の吉田大喜(日体大)は、ボール持ちが悪く完成度が低いので、高津監督がどうプロに対応させるかが重要。ただ今年は捕手が当たり年だったのに捕手を指名していないのが疑問だが」

広島は森下の1位指名を公表していた。競合必至と見られたが、意外と単独指名になった。片岡氏は、「伸びシロという点で敬遠されたのかもしれないが、間違いなく即戦力。今の広島ならすぐにローテーに入ってくる。広島は、この1位を単独で押さえただけで成功と言えるだろう。ポスト丸の不在に苦しんだが、法大の宇草孔基外野手を2位で押さえてある。広島が好きそうな足のある選手だ」

一方のパでは、片岡氏が、最高の「95点」を付けたのが、佐々木を引き当てたロッテだ。

「佐々木の1位指名は多くて4球団と予想したが、ロッテは、種市など高卒のピッチャーを出してきているし、いい球団に行ったのではないか。佐々木は未知数だが、2位では守りだけでなく反対方向へ打てるバッティングのできる即戦力捕手の佐藤都志也(東洋大)を取り、3位の高部瑛斗(国士舘大)も3拍子型外野手で戦力バランスを考えた補強になった」

 来季を戦うためのチーム弱点補強型のドラフトを鮮明に出したのが、日ハムと西武。日ハムは、佐々木を外すと外れ1位でもオリックスと重複したが、社会人のナンバーワン左腕の評価があった河野竜生(JFE西日本)を栗山監督が、引き当て、2位でも外れ1位候補として名前の挙がっていた立野和明(東海理化)を指名した。

西武も佐々木を外したが、外れ1位で巨人と競合した宮川をゲット。2位も社会人左腕の浜屋将太(三菱日立パワーシステムズ)を指名、3位、7位では独立リーグから指名した。

「日ハムと西武は、今年の反省から投手の即戦力補強を意識したドラフトになった。日ハムは社会人から3人。河野は変則で先発でも中継ぎでも使えそうな球威がある。立野は、今は安定感がないが、長いシーズンの中では出てくる可能性があるだろう。4位の鈴木健矢(JX-ENEOS)はサイドハンドで面白い。西武の1位の宮川は、投げっぷりがいい私の好きなタイプのピッチャー。中継ぎでどんどん使って結果を出せるのかもしれない」

ソフトバンクは「余裕のあるドラフト」という評価。
「石川を外して1位は、リードオフマンタイプの佐藤直樹(JR西日本)、2位で二塁へのスローイングが1.7秒台の海野隆司(東海大)、3位では高橋礼の成功で味をしめたのか、馬力のあるサイドハンドの津森宥紀(東北福祉大)を取るなどポジションをばらけさせた」

この4球団と対照的に評価を下げたのはオリックスと楽天だ。

「オリックスも外れ外れ1位となると厳しいね。1位の宮城 大弥(興南)はワンポイントとしてはすぐに出てくるかもしれないが、2位の大型遊撃手の紅林弘太郎(駿河総合高)、4位の前佑囲斗(津田学園)を含めた将来型ドラフト。育成で8人も獲得したところを見ると、先を見据えているのかもしれず、人選は悪くないが、チーム事情を考えると上位は、もう少し即戦力を揃えたかったところだろう」
最下位チームのドラフトとしては疑問が残ったという。

「楽天は、何がしたいのかよくわからなかった。外れ1位の内野手、小深田大翔(大阪ガス)は、この位置で獲得しなくても取れたのではないか。下位でボールに力のある大学、社会人投手を揃えたところに石井GMの味が出たのかもしれないが、ドラフト採点としては80点を切る評価でしかない」
地元の佐々木を外した楽天には「迷走」の印象を持った。

あくまでも片岡氏の独断と偏見によるドラフト採点であることを承知願いたいが、最後に、元名スカウトは、こうまとめた。

「予想通りと言えば予想通りのドラフト。評判通りの選手が評判通りの順位で指名されたという印象を持つ。ただ例年に比べて野手、捕手の指名が目についた。将来型か、即戦力補強型か、バランス型か。そこは永遠のテーマではあるが、チーム作りの根本はやはりドラフトなのだ。ドラフト自体を市場調査を含めて数年単位で計画することが必要になってくるだろう。来年の今ごろ、あの選手がここまでやるか?という裏切りに期待したい」
107人の夢と希望の先には、どんな運命が待っているのだろうか。

出典:THE PAGE

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